前回、元請けゼロから3億8千万円の売上まで3年で成長した工務店をご紹介しました。
一緒に働く社員さんやパートさんなどの人材を大切にして仕組みで受注をとる、小さくても強い工務店経営をしている社長様はさすがです。
スタッフや家族、お客様のために絶対に会社は潰せないという想いのもと、ずっと存続できる会社になるために、利益確保を意識しながら受注しています。
平均受注額は2200万円で、お客様に根拠をもって金額を説明できるよう適正価格を知り、平面図と立面図があればたった5分で見積もりできる仕組みを6ヶ月間で作り上げました。
接客面では、パートさんが簡単な資金計画について説明するうえにアポイントまで取ってしまいます。最初から社長が接客するとお客様が警戒してしまうからです。
その他にも色んな契約までの勝ちパターンを完成させています。
でも、今から3年前まではローコスト住宅の下請けが売上の95%も占めていた会社でした。
生活に困っていたわけではないですが社員にもっと給料をあげたいし、ボーナスも出してあげたい。でも懐事情を考えると出来ない・・・
元請けはこのまま30年後もずっとウチに仕事を回してくれるか分からない・・・ずっとこのまま歳だけを取っていくのか・・・?
そんな風に思っていたそうです。
でも、下請けの仕事をすべて断ち、ここから元請けでやっていくと覚悟を決めてから大躍進をしてきました。
自分が良いと思った家は、誰も望んでいない。エンドユーザーが安心して『欲しい!』と思うものを提供しないと生き残れないことを学びました。
提案できる注文住宅商品をつくり、契約できそうなお客様と出会う方法を学び、信頼してもらえるような接客を身に付けたことで3億8千万円の売上をあげるまでに成長しました。
今後も注目の工務店様です!
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