社員を育てるということ


『適材適所』という言葉があります。

ご存知のとおり、意味は「その人の能力や性質にあてはまる地位や任務を与えること」。

具体的には、社員の得意なことに合う業務をやってもらう。苦手なことは誰かにやってもらう。または外注する。ざっくり言うとこんなところでしょうか。

 

こんにちは、田中です。

昨今の“働き方改革”でも上記と同じようなことが謳われています。でも、ここに落とし穴があるように私は思います。

なぜなら、得意な業務がある社員には得意な業務を任せればいいのですが、経験が浅い社員は、得意なことなんてありません。

すべてが苦手。もしくはベテラン社員なら10分で終わる業務でも、1時間以上かかる。しかも、仕事の質は半人前・・・。

こんな状況もあるかもしれませんね。

 

でも、これは仕方ありません。

たとえ苦手でも、時間がかかっても、質が落ちるとしても、すべて誰かにやってもらっていたら、成長なんてあり得ません。
極端に言うと、経験が浅い社員の存在意義がなくなってしまいます。せっかく新しく雇ったのに・・・。

なので、まずは苦手なものでも何でもひと通りやってもらって、そこから得意な業務、不得意な業務を選別していく。

何かで一人前にならなければ、ビジネスの世界で居場所はありません。

 

社員を育てるには、まずはどんな業務でもひと通り取り組んでもらって、最初は何でも全力投球で頑張ってもらわないといけないと思っています。

先ほどお伝えしたように、時間がかかったり、レベルが落ちたりするかもしれません。でも、社長がそれでも社員に任せられるかどうかが、社員が育つか育たないかの違いを生んでいます。

社長(とりわけ創業者)には苦手なことを誰かにやってもらおうと考えるタイプはあまりいません。

「仕事なんだから、何にでも全力でぶつかって行くのは当たり前だ」と考える人が多いのではないでしょうか。

でも、いまどきの社員にはそんな考えは通用しないのです。多少のことは大目に見て、地道に社員を育てるしかありません。

 

そしてさらに、一度仕事を任せたら、社員に任せっきりに“しなければいけません。”

なぜなら、いつまでも「社長が最後に尻ぬぐいをしてくれる」と社員が思っていると、いつになっても100%の仕事っぷりは期待できないからです。

社員の立場からすると、「社長が何とかしてくれる」という不要な安心感が無意識のうちに働いてしまいます。

それではいつまで経っても社員は主体的に動くことはありません。

 

社内に多少のひずみや混乱が起こるかもしれませんが、これは会社が成長するために必要なことだと割り切る。心を鬼にして社員に最後までやらせて、自分は見守る。

この試練が、会社を成長させ、社内の仕組み化を進めるポイントです。

新築・注文住宅の受注・売上・利益を伸ばすなら株式会社ナック

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です