自動車→自転車→安定経営 の工務店


 今回は、某自動車メーカーの営業マンが工務店を設立し、建築知識がまったくない状況から行動し続けて、今年20棟の新築を受注した社長をご紹介します。

自動車営業から工務店社長へと異例の転身をしたこの社長。10年前まで自動車販売の営業で、住宅の事は何も知らない建築素人でした。ひょんなことから工務店を設立して社長をすることになり、奮闘が始まりました。

 

当時は住宅の事は何も知らない、まったく分からない状態でした。

あまりに何も分からなくて、レストランの新築店舗を900万円で請けてしまったこともあるほどです。(約400万円の赤字)

住宅業界に参入し、これまで自動車メーカーで身に付けてきた営業力を武器に何とか仕事をもらって来て、一時は3億円の売上がありましたが、工事が終わってみると赤字になっている事もよくあったそうです。

これは建築や住宅の知識がある方もハマってしまいやすいのですが、粗利を何%で設定すれば利益が残るのかも分からず、かと言って高い粗利で設定してしまうと仕事そのものが来なくなってしまう・・・そんな葛藤を常にかかえていました。

 

このような状況だったので、会社の資金繰りは自転車操業そのものです。「お金が回っているとお金があるように錯覚してしまうんです。どうして経営が成り立っていたのか不思議で仕方がない」と社長は言っています。

実際、赤字工事が無くなるどころか事態はさらに悪くなる一方で、支払わないといけないものが払えないことも経験。事情を説明して頭を下げて回ったそうです。

 

しかし、2013年にナックのセミナーに初めて参加してから転機が訪れます。

売れている工務店がどんな事をしているのかを聞き、実際にその目で現場を見に行くことで 『売れている会社は目的を持って行動している』 という事実に気付きました。

小さくても強い工務店が例外なくやっているように事業計画を作り、最初の1年で新築5棟という目標を立てました。目標が決まり、それを達成するためのツールを揃え、目標に向かって行動することで不安な気持ちを安心に変えていきました。

その後は徐々に新築受注が増え続け、今年は20棟の受注をするほどになり、どの物件も粗利27%を確保しています。

 

自転車操業で苦しんでいた当時、職人や業者が集まる近くの焼き鳥屋に出入りして、一緒に不平・不満・グチを言っていたそうです。

しかし、売れている工務店と付き合うようになってから不平・不満・グチを言うことは無くなり、他の人のことは気にせず「どう自分が行動するか」だと気付きました。

「誰と付き合うかだけで、こんなにも状況が変わるんだと痛感しました」と言っていた社長の目が印象的でした。

皆さんも、自分自身が成長できる環境に身を置くことで状況が変わるはずです。ぜひ実践してみてください。

 

新築・注文住宅の受注・売上・利益を伸ばすなら株式会社ナック