皆さんがお客様に送る、ダイレクトメールやチラシ。時間をかけて、知恵を絞って、手間をかけて、大変な思いをして作った広告。
重要な“20秒間”があるのをご存知でしょうか?
この20秒間を意識していなければ、すべてが水の泡になってしまう可能性があることを知っておかなければいけません。
それは、家に届いた郵便物をお客様が確認する中で、あなたのダイレクトメールやチラシを見つけてから、『読むか捨てるかを判断するまでの時間』です。
20秒間でお客様の注意をひきつけて、広告を見てもらわないといけない、ということです。
では、お客様はどのような過程で20秒間で判断をしているのでしょうか。それは、【3つの壁】があるのです。
第一の壁
この第一の壁は8秒間で越えなければいけません。8秒で超えることができなければ・・・残念ながらゴミ箱行きです。
この8秒間にお客様の行動や心理状態は、
ダイレクトメールの封筒を見る
↓
手に取る
↓
裏返して誰からの案内なのか差出人を確認
↓
差出人の住所を確認
↓
封筒を開封
という流れです。ここまでで8秒です。
第二の壁
開封してもらったからといって、まだ安心はできません。第二の壁は4秒間で超えなければいけません。
この4秒間では中身を読むことなく第一印象のみで判断されます。
よっぽど自分に関係ないものだと判断された場合、同じくゴミ箱行きです。
第三の壁
ここでは残りの8秒で判断されます。
キャッチコピーを見る
↓
見出しなど目立つところだけをざっと流し読みする
↓
写真があればチラッと写真を眺める
↓
続きを詳しく読むかどうかを判断する
という流れです。
以上、20秒にわたってお客様がとる行動や心理状態を踏まえて、何をしなければいけないのか?
それは、第一の壁の8秒に集中することです。
第一の壁すら越えられなければ、見られることなくゴミ箱行きです。まずは最初の8秒間を意識してお客様の注意をひきつけて見てもらうことだけに集中し、何ができるかを考えていきましょう。
お伝えしたような【3つの壁】を超えてはじめて中身を詳しく見てくれます。ダイレクトメールを手にしたお客様の注意を引ける時間には制限があることを忘れないようにしましょうね。
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